臨床工学技士という仕事は、やりがいのある素晴らしい職種です。命を支える医療機器を扱い、医師や看護師と連携して現場を支える、まさに“縁の下の力持ち”といえる存在です。
でも、ふと、こう感じたことはないでしょうか?
「このままで、本当にいいんだろうか?」
「家族との時間が取れない・・・」
「夜中のオンコール、もう限界かも・・・」
「他の職場なら、もっと違う働き方ができるのでは?」
実は、私もその一人でした。
当時、私は大学病院に勤めていました。人工心肺、ICU、カテーテル室、ME機器管理、そしてオンコール。
多忙な日々をこなす毎日。
特に心を削られたのは、“待機休み”という名の実質オンコール日。カレンダー上は休みでも、電話一本で急きょ出勤。常に気を張りながら自宅で過ごす生活に、心も身体も疲れきっていました。
そんな中、第一子が誕生。
本来なら家族との時間を大切にしたい時期でしたが、仕事の拘束で育児にも参加できず、夫婦関係もぎくしゃく。
「このままじゃ家庭が壊れる」と本気で思った時、ようやく自分の働き方を見直す決意をしました。
結果として、私は大学病院から透析クリニックへ転職しました。
今はオンコールもなく、家族との時間をしっかり取れています。もちろん、楽なことばかりではありませんが、「生活が成り立つ」という安心感は、何よりも大きかった。
臨床工学技士として働いているあなたも、同じような葛藤を抱えていませんか?
転職は“逃げ”ではありません。大切なのは、どんな環境で、どんな風に自分らしく働けるかということ。
このブログでは、私自身の経験を交えながら、臨床工学技士の転職に関するリアルな情報をお届けしていきます。
あなたがより良い働き方を見つけるための、ひとつのきっかけになれば幸いです。
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